コラム2019/7/15 現場への教育は、規格の言葉から入ってはいけない

どのようにして、現場にISOを徹底していくかは、
多くの組織にとって、特に中小企業において、課題だと
言えます。

 

 

 

往々にしてその徹底するやり方を間違えてしまって、
ISOをだいぶ前に取得したにもかかわらず、相変わらず、
うまく運用できていない組織は多いようです。

間違えてしまうやり方の一つに、
ISOの規格用語の意味や解説から入ってしまって、
あえて理解を困難にしてしまっているということが
あります。

例えば、
ISOの用語集などを作成するというのは、
ISOは特別だということを意識させ、
本来業務とは、別なものだと思ってしまうという
ことが当てはまります。

そうではなく、行うべきことは、
現場の課題と紐付けて、ISOを語ることが大事です。

例えば、
現場でクレームや不良品が頻発するということに対して、
ISOの規格では、原因の分析、類似の問題の有無、その
とった処置の有効性評価はできているか等のことをいって
いるが、現場ではどうなのかという、投げかけが必要です。

そして、その投げかけを通じて、
ISOを有効な改善ツールとしての必要性を現場に認識して
もらうことが現場教育のキモとなります。