家庭版ISOのすすめ 私は、今まで業種や規模を問わず、多くの企業に対して、ISOの支援を行ってきました。そのISOの支援を行ってきて、実感として思うことですが、いくら会社でISOの仕組みを作っても、やはりそこに所属する個人において、仕組みの理解がないと、うまく機能しないように思います。 結局、作った仕組みは、人が動かすものです。だから、人にフォーカスしていく、さらには、もっと実感しやすい、もっと身近な部分にフォーカスしていくことが必要だと思います。 ISOの考え方は、会社や組織だけに当てはまるものではなく、家庭内でも、同じように、方針や目標、教育が必要だと思いますし、さらには家族一致団結して、生活していく(事業していく)という考えは、ぜひとも必要な気がします。 そこで、そのツールとしてISOを、一般家庭判のISOとして、アレンジして、導入・普及する必要性を感じています。一般家庭も、日常生活のありよう、仕組みを第三者から審査(チェック)してもらい、客観的にお墨付きをもらうことは、自信になり、今ある家庭問題や教育問題などの解決についても大変有効なような気がします。 実際、子供の教育をテーマとした雑誌が注目を浴びているように、子供の教育や妻との関わりなど、現在送っている家庭生活(日常生活)はこれでいいのか、という不安や疑問を持つ人は、多いという現状があります。q その不安や疑問に答えるために、ISOという仕組みで家庭生活を送れば、認めてもらい、安心できる、そして、その結果として、その人の人生が充実したものになり日本という国が良くなれば、と思っております。