コラム2014/04/08 人を活かすという仕組み作り

「経営の課題は効率化と生産性の最大化だが、
それは、結局、従業員一人ひとりが仕事に打ち込める環境を
作ることであり、自分を求めていると感じられる状態を作り
得るかどうかにかかっている」

 

 

事業家でもある平川克美氏は、
『経済成長という病』という本の中で、こう述べています。

ISOというツールを
企業の効率化や生産性の最大化を図るために、
使うという企業は多いと思います。

もちろん、企業の効率化は、企業運営を行う上で
必須の取り組みといえます。

しかしながら、企業の効率化は、
あくまでも、手段にすぎず、
目的とはなり得ないのだと思います。

また、効率化や生産性の最大化を部門毎の目標として
割り当てると、企業経営が、部分最適にばかり目がいって
しまい、企業が全体的に最適化するということが難しくなる
ということもあります。

企業の経営において、
より大事なことは、仕事の根本をどうするのか、
もっというと、人が仕事をするということは
どういうことなのかを考える必要があると思います。

どんなに立派な効率化を促す仕組みを作ったとしても
その仕組みを動かすのは、結局、人です。

人を中心に考え、管理という手法よりも、
現場に任せて、信頼し、皆が各人を認めてあげる、
「人を活かす」ということが必要なことだと感じます。