
中小企業がISOに取り組んで、良かったことは、
責任体制が明確になった、
決めなければいけないことが、決まった、
ということをあげる会社は多いようです。
このように、決めることがうまくできれば、
良いのですが、現状として、多くの会社は、
決めることがうまくできていないと感じます。
では、決めることが難しいのかというと、
けっしてそうではありません。
考えることは、
・いつやるか?
・だれがやるか?
まずは、これらを決めることです。
おうおうにして、何か決めようとすると、
その基準や程度、実施者を問題にして、
なかなか前に進まないことは多いのですが、
まずは、決めてしまうことが大事です。
問題があれば、
決めたあと見直せばよいのであって、
how toという手順の話は、
あとですることです。
実際に、
なぜ、やるべきことが、やっていないのか、
問題が放置されているのか、というのは、
単に決めていないことが多いと感じます。
ISOを使って、
決めるべきことを決めていく、
特に中小企業にとって、
ISOは役に立つツールだと感じます。