コラム2018/1/10 よそ者が組織を変える

今年の箱根駅伝は、青山学院大学が優勝し、
四連覇を達成しました。往路では、東洋大学に
36秒の差をつけられ2位でしたが、復路で、逆転し、
最後には、2位の東洋大学に、4分53秒の差をつけて、
総合優勝しました。

 

青山学院大学の指揮をとる原監督、昨年は、メディアにも
頻繁に出ていて、本業がおろそかになっていないか、
と思っていましたが、どうやら杞憂だったようです。

元々、原監督は、青山学院大学のOBではありませんし、
箱根駅伝で実績を残した選手でもありません。
また、選手への指導経験もありませんでした。

原監督にあったのは、電力会社での営業マンとしての実績と
ビジネスノウハウが役立つはずだという自信のみだったそうです。

原監督が来る前の青山学院大学は、
箱根駅伝に満足に出場さえもできなかった大学でしたが、
今では誰もが認める駅伝強豪校となりました。


組織を変えるには、以下の3つの者が
変えるものだといわれることがよくあります。

1.若者
2.バカ者
3.よそ者

多くの様々な組織を見聞きして、思うことは、
まずは、組織のトップに、これらの3つの者を受け入れられる
度量があるのかが大事だと感じます。

そして、実際に、組織を変えていくには、
3つの中でも、特によそ者の力をきっかけにしていかないと
難しいのではないかと思います。

青山学院大学は、よそ者であった原監督を
受け入れ、大学駅伝の頂点に立ちました。

原監督は、『フツーの会社員だった僕が、
青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』
でこんなことを述べています。

「新しい発見やアイデアは、内から生まれるより、
外と交わることで生まれてくるものです」

今年は、どんな年になるかわかりませんが、
特に、経営資源が限られる中小企業にとっては、
よそ者(外からの資源)の知見を活用していく
というのは、最善の策であるように思います。