「被監査者側の防御・抵抗姿勢が強くて、最低限の質疑応答しか行われない」、
或いは同様の利用で「監査員と被監査者の間で、是非論がエキサイトし過ぎる」
という、内部監査のお悩みを聞くことがあります。
後者は積極性の表れですが、雰囲気が悪いことには変わりなく、課題や問題の
発見と改善という「成果」につながり難い状況です。
私は、“監査”という言葉の印象が影響しているのかも知れないとお伝えし、
監査という言葉を提案と置き換えて、社内に説明してみることをお勧めし
ます。「内部提案」「内部提案員」です。
厳密に言えば規格要求事項の意図とは異なるかも知れませんし、言葉遊びの
ようですが、案外と「ガッテン」してもらえることが多いです。