
新年を迎え、新たな方針やスローガンを掲げる
組織があると思います。
節目において、
新たな方針やスローガンを掲げることは
よいことだと思います。
しかしながら、
多くの組織を見てきて思うことは、
方針やスローガンだけでは組織は変わらない
ということです。
多くの人が誤解してしまうのは、
その現実(問題)を生み出しているのは、
人の自覚や普段の心がけなのだから、
それらをなんとかしようとすることです。
もちろん、
自覚や普段の心がけは大事です。
しかし、行うべきことは、その現実(問題)を
変えていくことです。
立派な方針やスローガンを打ち出し、
人の自覚や普段の心がけに影響を与えたとしても、
なかなか現実は変わりません。
現実を変えるために、行うべきことは、
ルールや仕組みを変えていく、もしくは新たに作って
いくことです。
例えば、女性の管理職が少ないという現実があれば、
女性社員の自覚を促すだけではなく、ルールや仕組みを作って
いく、変えていくことです。
方針やスローガンも大事ですが、
ルールや仕組みも一緒に考えていくことが必要だと
思います。