
自動車の安全講習で、
「だろう運転」と「かもしれない運転」ということが
よくいわれます。
「だろう運転」とは、周囲の動きを自分の都合の
いいように解釈する運転の仕方をいい、
「かもしれない運転」とは、安全意識を持ち、
危険な状況になることを予想して対応する運転の
仕方をいいます。
また、危険予測については、
以下のようなこともいわれます。
1.自分に甘く、「相手が止まってくれるだろう」など、
他者に頼った判断をしてしまう。
2.周辺視野に対する注意配分が不得手で、
危険因子を正しく認識できない
3.危ないと感じてもブレーキを踏むなどの回避措置が遅れる
4.周辺の交通状況の変化を踏まえることなく、
画一的な運転行動をする
5.速度は控えめであるが、加・減速のタイミングが遅れる
これらは、自動車運転に関してのことですが、
自分自身を運転することと置き換えれば、
どんな人でも、さらには組織においても
十分にあてはまることかと思います。