
よくいわれることわざに、一年の計は元旦にありというものがあります。一年の計画は元旦に立てるべきであり、物事は、最初が肝心であるということを述べています。この計画、個人でも企業でも、あらたまった気持ちで新年の最初に今年の目標や計画を立てるということがよくありますが、今年も早くも一ヶ月を過ぎようとしています。皆様の実施状況はいかがでしょうか?
それぞれ状況は異なりますので、その結果は様々かと思いますが、その多くは、「すでにうまくいっていない」というのがなんとなく多そうな気がします。
そこで、なぜうまくいっていないのかと考えて見ますと、それは、仕組みの問題にあると感じています。
つまり、チェックがない、もしくはチェックが機能していないということです。
中小企業のコンサルティング現場で、よく聞く言葉の一つとして「うちはザルなので」という言葉を聞くことがあります。
要は、組織内でのチェックが不十分、あっても形式的ということですが、このチェックを意識することで、実行力、目標達成力というのは相当アップするように思います。
行うべきことは、計画を立てたら、終わりではなく、しっかり行動をチェックしていく、その結果、見直しがあれば、新たな計画に反映していくことが必要です。
特に、新年の計画は、普段にない高揚感で立てるものとなり、あれもこれもとなりがちですから、それには、やはり目標や計画をチェックして見直していくということが必要です。
では、具体的に、どのようにチェックしていったらよいのでしょうか?
それは、自らが自らのチェックを行う、日々の終わりに、一日の行動を振り返り、毎日チェックしていくという方法がよいと思います。
自分に嘘をつかずに、真剣に、真面目に、チェックしていく、これが毎日出来たら、きっと計画もうまくいき、目標も達成するはずだと思います。