ISO/IEC42001とは、2023年に発行された、AIマネジメントシステム(AIMS)に関する国際規格をいいます。2025年8月に、JISQ42001として、JIS規格も発行されています。

ISO/IEC42001の意図(目的)は、AIシステムに関する組織の役割(例えば、AIを活用する製品又はサービスの利用、開発、監視又提供)を責任を持って果たせるように支援することです。

AIガバナンスを構築する上でのツールとなり得るものです。

上記スライドをご希望の方は、「ISO42001資料希望」と記載して、お問い合わせください。

 

ISO/IEC42001(AIマネジメントシステム(AIMS))の全体像を上記の図で示します。PDCAサイクルを特徴としています。

具体的にどんなものなのかは、AIマネジメントシステムを具現化したサンプルマニュアルを以下のページで販売しております。

https://www.iso-mi.com/17615287737783

 

具体的な実行策となるISO/IEC42001:2023の管理策(附属書A)は、以下にようなものとなり、全部で38あります。ちなみに、ISO/IEC27001:2022の管理策は、93あります。

 

A.2  AIに関連する方針

 A.2.2 AI方針
 A.2.3 他の組織方針との整合性
 A.2.4 AI方針のレビュー

A.3 内部組織

 A.3.2 AIの役割及び責任
 A.3.3 懸念事項の報告

A.4 AIシステムの資源

 A.4.2 資源の文書化
 A.4.3 データ資源
 A.4.4 ツール資源
 
A.4.5 システム及び計算の資源
 
A.4.6 人的資源

A.5 AIシステムのインパクトのアセスメント

 A.5.2 Alシステム インパクトアセスメントのプロセス
 A.5.3 Alシステム インパクトアセスメントの文書化
 A.5.4 個人又は個人の集まりに対するAI システムのインパクトのアセスメント
 A.5.5 AIシステムの社会的インパクトのアセスメント

A.6 AIシステムのライフサイクル
A.6.1 AIシステム開発のためのマネジメント手引

 A.6.1.2 AIシステムの責任ある開発の目的
 
A.6.1.3 AIシステムの責任ある設計及び開発のプロセス

A.6.2 AIシステムのライフサイクル
A.6.2.2 AIシステムの要求事項及び仕様

 A.6.2.3 AIシステムの設計及び開発の文書化
 A.6.2.4 AIシステムの検証及び妥当性確認
 
A.6.2.5 AIシステムの展開
 
A.6.2.6 AIシステムの運用及び監視
 
A.6.2.7 AIシステムの技術文書類
 
A.6.2.8 AIシステムのイベントログの記録

A.7 AIシステムのデータ

 A.7.2 AIシステムの開発及び強化のためのデータ
 A.7.3 データの取得
 A.7.4 AIシステムのためのデータの品質
 A.7.5 データの来歴
 A.7.6 データ準備

A.8 利害関係者のための情報

 A.8.2 利用者向けシステム文書及び情報
 A.8.3 外部報告
 A.8.4 インシデントの伝達
 A.8.5 利害関係者のための情報

A.9 AIシステムの利用

 A.9.2 AIシステムの責任ある利用のためのプロセス
 A.9.3 AIシステムの責任ある利用のための目的
 A.9.4 AIシステムの意図した用途

A.10 サードパーティ及び顧客との関係

 A.10.2 責任の割当て
 
A.10.3 供給者
 
A.10.4 顧客

 
 
 
 

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