ISO9001も2015年版が発行されて、いよいよ移行が本格化し始めました。
この「つぶやき」にも、2015年版移行に関係する内容を盛込んで行きます。

まずは、文書化の緩和です。これは、大変意義深いことです。
これまで、規格が必ず作成することを要求していたのは
「品質マニュアル」と「文書管理」や「記録管理」等の文書6つの合計7つです。

ですが、実態としは、過去に「文書ありき」の審査が行われていたこともあり
手順書を含めて多くの文書が作成されていたことと思います。

そして、その多くが利用されていない、且つ実態とも合っていない・・・。

一方、2015年版では品質マニュアルを含めて
“規格としては”文書化を要求していません。
“必要であれば”文書化して下さいというスタンスです。

では、何を“必要として”残すか?

私は、常々「第二階層・規定」と呼ばれていた文書は不要だと思っています。
関連する帳票があれば運用できると考えるからです。

「品質マニュアル」と「第三階層・手順」で十分ではないでしょうか。
不安でしょうが、上述の「利用されていない現状」を考えると・・・。

一度、契約している審査機関の窓口に相談してはいかがでしょう。
コンサルティングは無理でも、何らかのヒントはくれるかも知れません。
 

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