2015年版だからという訳ではありませんが、ISOの仕組みは自社の
実態と一致することが大切です。

その典型的なケースに出会うことがあります。計測器の校正頻度です。
それも、費用の発生する外部機関で行う校正の頻度です。

自社の製品に必要な品質精度や使用状況に「合致」しているケース
よりも、「そんなに頻繁に必要なのだろうか」と心の中でつぶやきたく
なるケースが多いです。

その場合に、少し水を向けると「もっと間隔空けても(審査は)大丈
夫ですか?」と質問を受けることもあります。

或いは「校正業者の証明書に期限が書いてあるので」と説明を受けたり
します。校正業者には、その会社の情報はないと思うのですが。

当然ながら審査員や校正業者が決めるものではありません。

「1年毎」が最も多いですが、実態に合わせて「2年毎」或いは
「3年毎」など検討してみてはいかがでしょうか。

費用面の効果だけではなく、ISO全体を実態に合わせるきっかけになれば
いいですね。

もちろん、製品品質や顧客要求に無理がくるようではいけませんので、
あくまで「合致」を目指して下さい。
 

お問合せ・ご相談はこちら

パソコン|モバイル
ページトップに戻る